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草の根無償「アナモロス市アグア・ブランカ村ロス・ベニテス初等学校整備拡充計画」竣工式

　２０１３年１０月１０日、ラ・ウニオン県アナモロス市において、「アナモロス市アグア・ブランカ村ロス・ベニテス初等学校整備拡充計画」の竣工式が開催され、当館を代表し三井参事官が出席したほか、ペニャ市長、レジェス教育省ラ・ウニオン県事務所所長、チカスFUNDESA（NGO）技師等関係者と住民約５００人が集まり、記念碑序幕、記念植樹等が行われました。

　本計画は、総額１０万５千米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金を通じた協力で、新設１教室、校長室およびトイレの建設、既設教室および境界柵の改修、机・椅子などの教育教材の整備を行いました。

　同校では教室がないために２クラスが屋根のみ設置された場所で授業を受けていましたが、車が通るたびに騒音で授業が中断されるほか、雨天時には雨風が吹き込むなど、学習環境は劣悪でした。本計画の実施により、生徒の学習環境が大きく改善されます。

（受益住民の声） 日本の皆さんに心から感謝いたします。日本の支援によって、騒音や雨により授業が中断されることがなくなったため、私たちは安全で適切な環境で授業に集中することができるようになりました。 （ジョセリナ・ノエミ・アマヤ・ベントゥラさん –同校９年生（日本の制度では中学３年生に相当））